こんにちは、リョウ(@ryou_inkyo)です。
・疲れやすいHSPの人が、楽に生きる方法ってあるかな?
・刺激の少ない生活を送るためには、どうすればいいだろう?
この記事は、こんな疑問を持つ方のために書きました。
私は物心ついたときから、普通の人が気にしないような小さな刺激でもストレスに感じて、苦労してきた経験があります。
HSPや内向型に関する本を読み漁り、刺激の対策をすることで、今ではストレス無く暮らせるようになりました。
そんな刺激に敏感な私が普段から実践している、「HSPの人が楽に生きるための方法を7つ」紹介します。
当記事はこんな人におすすめです。
「自分と同じ内向型・HSPの人が、ストレスの原因となる刺激を無くして、少しでも楽に生きてもらいたい…。」
そんな思いを込めて、この記事を書きました。
是非見ていってください。
疲れやすいHSPが楽に生きるための方法7選
五感に入ってくる刺激を防ぐ
HSPの人は、五感に入ってくる刺激を防ぐことで、疲れやすさが軽減されます。
なぜなら、HSPの特徴として五感が敏感なため、過度な刺激を受け続けると疲れてしまうからです。
五感に入ってくる刺激を防ぐ方法は、以下のようなやり方があります。
五感のうち、「自分が特に敏感だと思うところ」から重点的に対処するのが効果的です。
私のおすすめは「部屋の照明を暗くすること」。
蛍光灯の強い光を浴びなくなると、体感できるほど疲れにくくなります。
蛍光灯の代わりにクリップライトで代用してますが、刺激が少なくておすすめです。
上記のような物理的な手段を用いて、疲れの原因となる刺激を防いでいきましょう。
私は「聴覚」「嗅覚」が特に敏感です。
水道の蛇口から水が垂れる音で眠れなくなったり、満員電車に乗ると汗や香水が混ざった匂いがして、気持ち悪くなってしまいます。
寝る前に蛇口をしっかり閉める、電車に乗らない生活をするなど対策して改善しました。
SNSから離れる
刺激に敏感なHSPの人にとって、TwitterなどのSNSは疲れの原因となります。
自分の投稿の反応を気にしたり誹謗中傷など、SNSによる過度なコミュニケーションが原因で疲れてしまうからです。
具体的には以下のような例が挙げられます。
他にも、有名人の炎上などがタイムライン上に流れてきて、共感力の高いHSPは見るだけでストレスを感じてしまいます。
私はTwitterをやってますが、情報発信用に割り切っているので、無駄な閲覧は避けています。
「SNS疲れ」という言葉がある通り、疲れの原因となるSNSからは距離を置きましょう。
私の場合、疲れている時でも「メッセージとコメント返さないと…」と思い、SNSに時間と体力を奪われていました。
HSPの人にとって、SNSから受ける刺激は強すぎるので、避けたほうがいいと思います。
部屋の中にあるモノを減らす
HSPで疲れやすい人は、部屋の中にあるモノを減らすと疲れにくくなります。
なぜなら、普通の人が感じないような「モノから発する気配」を、HSPの人は感じて疲れてしまうからです。
1つ1つは小さな気配でも、数が多いと疲れを感じる原因となります。
例えば、モノで溢れかえった汚部屋は気力・体力が奪われて、いるだけで疲れそうなのはなんとなく想像できますよね。
逆に旅館やホテルのような、最低限のモノだけ置かれた部屋に泊まったときの解放感。
余計なモノが無いスッキリした空間は、刺激が少なく心が安らぎます。
少しずつモノを減らして、リラックスできる空間作りをするのが大切です。
モノが多い部屋に慣れてしまうと気付きにくいですが、断捨離してモノを減らすと「疲れやすさ」が段違いに変わります。
「理由は分からないけど、なんとなく疲れやすい…」と感じる人は、部屋にあるモノを減らしてみると改善されるかもしれません。
気分の乗らない誘いは断る
苦手な上司がいる職場の飲み会など、気分の乗らない誘いでも
「人に嫌われるのが怖くて断れない・・・」
こう思ったことはありませんか?
自分も会社員時代は、行きたくない飲み会に誘われてもうまく断れず、時間・お金・体力を消耗していました。
今は本当に行きたい誘いだけ行くようにしているので、気分の乗らない誘いは断っています。
誘いを断るときのポイントは「嘘をつかないこと」です。
HSPの人が嘘をついて誘いを断ると、罪悪感が残ってしまい、かえって疲れてしまいます。
人からの誘いを断るとき、私の場合は
・「すいません、人が多いところは苦手で…」
・「仕事で疲れてるので、ゆっくり休みたくて…」
こんな感じで断ることが多いです。
何度も断ってるうちに、だんだん相手も察して誘ってこなくなります。
時間や体力を消耗する、気分の乗らない誘いは勇気を持って断わるようにしましょう。
なるべく角の立たない断り方を覚えれば、どこでも応用できます。
HSPに人にとって人からの誘いは断りずらいと思います。
しかし、お金や時間など貴重なリソースを消費してしまうので、嘘はつかずにやんわり断るのがいいと思います。
1人でいる時間を作る
外向型の人は「誰かと一緒に楽しく過ごす」のがストレス解消となります。
しかし、内向型のストレス解消法は「1人でゆっくり過ごす」こと。
なぜなら、そもそも「人付き合い」は刺激が強いからです。
たとえば、大人数での飲み会を例にすると
外向型の人からすると
「こんな楽しいのに、なんでアイツは1人でいるんだろう?」と思うかもしません。
ですが、刺激に敏感な内向型には1人で休息する時間が必要なのです。
日常的に1人でゆっくり過ごす時間を作ると、心が落ち着いて楽に過ごすことが出来ます。
外向型の人と内向型の人では、ストレスの解消法が違います。
価値観が違うからといって邪険にはせず、お互いの特性を理解するのが大事です。
合わない人とは距離を置く
HSPの場合、合わない人との付き合いは、普通の人の何倍も心が疲れてしまいます。
普通の人が気にしないような些細な感情の変化を感じ取ってしまい、相手の機嫌を損ねないように気を遣ってしまうからです。
どうしても合わない人がいたら、「必要最低限の受け答えだけする」「こちらからの連絡は控える」など、上手に距離を取りましょう。
「距離を取る」というと冷たく聞こえるかもしれませんが、HSP専門カウンセラー武田友紀さんの著書『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本』には、こう書かれています。
あたたかい人間関係を作るには、苦手な相手をきちんと嫌って遠ざけることが必要です。好きな人との関係を密にし、嫌いな人を遠ざける。「キライ」という一見ネガティブな感情であっても、自分の本音を肯定することで、自分に合った自然体でいられる人間関係ができていくのです。
『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本』武田友紀
合わない人、嫌いな人とは無理して付き合う必要はありません。
一緒にいるだけで疲れてしまうような、合わない人とは上手に距離をとりましょう。
普通に人からしたら「気を遣い過ぎだよ」と言われますが、「気にせずにはいられない」のがHSPです。
直感的に「この人とは合わない気がする」と思ったら、距離をとったほうがいいと思います。
ありのままの自分でいる
HSPの人は、他人の顔色をうかがって自分を装わずに、ありのままの自分で人と接しましょう。
偽りの自分を装って人と接していると、本来の自分には合わない人が寄ってきてしまうからです。
HSPの人は「みんなに嫌われたくないから」という理由で、ありのままの自分を抑え込んで周りに合わせてしまいがちです。
私はアニメやゲームが好きな、いわゆる「オタク」なのですが、周囲にバレるのが恥ずかしくて隠していた時期がありました。
ありのままの自分を隠した結果、周りは話が合わない人だらけになってしまい、全然興味のない話題を合わせるのに必死で疲れてしまった経験があります。
今ではオタク趣味をオープンにしてるので、仲の良い人は同じ「アニメ・ゲーム好き」しかいません。
ありのままの自分を出せば出すほど、自分に合う人が集まって人間関係が楽になります。
周囲に合わせるのはやめて、思い切ってありのままの自分を出してみましょう。
変わった趣味やコンプレックスがある人ほど、ありのままの自分を出すのは抵抗がありますよね。
時々非難されることもありましたが、結果的に合わない人は去って合う人だけ残ってくれたので、良かったと思っています。
まとめ
この記事では、「疲れやすいHSPが楽に生きるための方法を7つ」紹介しました。
当記事のまとめです。
HSPにとって疲れの原因となる刺激を取り除いて、楽に生きていきましょう。
自分と同じHSP、内向型の人の参考になれば幸いです。
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