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【書評】『「死にたい」「消えたい」と思ったことがあるあなたへ』。つらい気持ちは我慢しなくてもいい

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  • 世の中に生きづらさを抱えている
  • 生きているだけでつらい、しんどいと思うときがある
リョウ
リョウ

こんにちは、リョウ(@ryou_inkyo)です。

世の中に生きづらさを抱えている人に向けて、情報発信しています。

あなたは「もう生きるのに疲れた…。この世から消えてしまいたい…」そう思ったことはありませんか?

そんな方には、『「死にたい」「消えたい」と思ったことがあるあなたへ』を読んでみることをおすすめします。

私は小さいころから生きづらさを抱えており、いまでは社会から距離を置くことでだいぶマシになりましたが、まったく無くなったわけではありません。

本書を読むことで「自分と同じ生きづらさや悩みを抱えている人」の存在を知ることができ、「似たような悩みを持っているのは自分だけじゃないんだ…」と、心が軽くなりました。

この記事を読めば、「つらいとき・苦しいときの対処法」「人に言えない悩みの相談先」が分かるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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『「死にたい」「消えたい」と思ったことがあるあなたへ』

打ち明けられないあなたへ 主婦 こだま

「悩みを打ち明けよう、相談しよう」その言葉を聞くたびに、世界から取り残されたような気持ちになりました。

『「死にたい」「消えたい」と思ったことがあるあなたへ』主婦 こだま

どれだけ思い悩んでいたとしても、「相談できる相手がいない…」「反応が怖くて相談できない…」、そう思ったことはないでしょうか?

私は学生時代、会社員時代とずっと生きづらさを抱えて悩んでいましたが、

「言って理解してもらえなかったらどうしよう…」

「相談内容を他の人に言いふらされるかも…」

と、だれにも相談できずにいました。

主婦のこだまさんは、「言えないなら、他の方法で吐き出せばいい。」とアドバイスしています。

自分の日記やブログに書いたり、各機関の相談窓口にメールや手紙を出すなど。

こだまさん本人は、毎日日記を書いて自分の悩みを吐き出していたそうです。

悩みを相談できる相手がいなければ、無理して話さずに自分なりの捌け口を探してみるのもいいかもしれません。

リョウ
リョウ

相談しずらいことを、無理に話す必要はありません。

日記やブログに吐き出すなど、自分なりの捌け口を探してみましょう。

「死にたい」人はすでに戦っている 東京自殺防止センター電話相談員 村明子 さくらまい

死にたい人はいつも戦っている。死にたい気持ちと生きたい気持ち、あるいは死ねない現実と。

『「死にたい」「消えたい」と思ったことがあるあなたへ』東京自殺防止センター電話相談員 村明子 さくらまい

勇気を出して「もう生きてることに疲れたんだ…」「いっそこの世から消えてしまいたい…」と相談しても、「死んだらダメだ」「生きてたらいいこともあるよ」なんて言われてしまう。

どれだけ苦しんでいても「生きる」ことを勧められて、「死にたい」気持ちを外に出すことすら許されない。

誰だって好き好んで「死にたい」「消えたい」とは思いません。

悩んで、苦しんで…生きる意味を失ったとき、はじめて「死にたい」という感情が出てくるのです。

自分の生を肯定する「楽しいこと、嬉しいこと」が無くなって、「辛いこと、苦しいこと」だけになったら、死にたいと思うのは自然なこと。

そんな中で生きづらさを抱えている人は、なにも特別なことをする必要はありません。

なぜなら、ただ生きてるだけでも称賛に値するすごいことだからです。

リョウ
リョウ

私はよく「今日も生きててすごいなー」「生きてるだけでもエライ」と思っています。

冗談でもなんでもなく、生きづらさを抱えている人にとって「ただ生きてるだけ」でもすごいことなのです。

家族を嫌いでいてもいい 文筆家 小林エリコ

世の中の人は「親孝行しよう」「家族を大事にしよう」というけれど、大事にしたい家族を持っていない場合はどうしたらいいのだろう

『「死にたい」「消えたい」と思ったことがあるあなたへ』文筆家 小林エリコ

小林エリコさんの家庭は酒に酔った父が暴れたり、兄から暴力を受けるなど、安心できる場所ではなかったそうです。

私の家庭も毒親・毒兄弟に囲まれて、暴言や暴力を受けて家の中に居場所はありませんでした。

世間的には「自分を育ててくれた親は大事にしないとダメだ」という声があったので、大人になってから親孝行を試みましたが、非常に苦しい思いをしました。

全然好きでもない、感謝もしてない親に対して親孝行するのは、ただの自己犠牲であり辛いだけです。

私は家族と距離を置くことで生きづらさが減り、自分らしく生きることができるようになりました。

「家族を嫌いでいてもいい」

この言葉に救われる人が、どれだけたくさんいるでしょうか。

リョウ
リョウ

どれだけ周りの人が「家族を大事にしないとダメだ」と言っても、私はどうしても受け入れることができず、無理して親孝行しようとしたら体調を崩してしまいました。

世の中には、「家族がいることで不幸になる」人も一定数存在するのです。

現実からは逃げてもいい 文筆家 pha

他人に対して「現実から逃げるな」とか偉そうなことを言う人間は、その人自身が何かを我慢しているから、他の人に対しても自分と同じ我慢を求めているだけだったりする。そんなのはくだらない。みんな我慢しないのが一番いい。

『「死にたい」「消えたい」と思ったことがあるあなたへ』文筆家 pha

世の中にはこちらが何もしてなくても、暴言や暴力で攻撃してくる人がいます。

そんなときは「三十六計逃げるに如かず」逃げてしまうのが得策です。

仕事・勉強など「できれば逃げないほうがいいこと」はありますが、「絶対逃げてはいけないこと」なんてものは存在しません。

周囲の目を気にして逃げずに我慢するとうつ病になったり、最悪の場合は死に至ります。

私の場合、「会社を辞めたらみんなに迷惑がかかる」「親に心配をかけてしまう」など、周りのことを気にするばかりで自分の気持ちをないがしろにしてしまい、身体も心も壊してしまいました。

そうなる前に、まずは今いる環境から逃げる。その後のことは、逃げてから考えればいいのです。

心配事の9割は起こらないとも言われています。

世間の声に惑わされずしっかり自分の考えを持って、身体と心を守りましょう。

リョウ
リョウ

逃げてうまくいくかもしれないし、うまくいかないかもしれない。

でも、そのまま苦しんでいるよりは逃げたほうがずっとマシだと思います。

悩んだときの相談窓口一覧

SNS相談 生きづらびっと

「死にたい」「消えたい」といった、つらい気持ちを安心して話せるSNS相談「生きづらびっと」。

必要があれば様々な分野の実務的支援へとつなぐ「生きることの包括的な支援」を行っている。

こころのほっとチャット

カウンセラーがあなたの悩みをしっかり聴き、あなたにとってどうすることが一番良いのか、一緒に考えるサービス「こころのほっとチャット」。

NPO法人東京メンタルヘルス・スクエアに所属するSNS相談の専門カウンセラーが対応。

誰でも無料、匿名、予約不要で、チャット形式での相談ができる。

よりそいホットライン

どんな悩みにもよりそう電話相談口「よりそいホットライン」。

電話、FAX、チャットやSNSによる相談に対応。

どんなひとの、どんな悩みにもよりそって、一緒に解決する方法を探します。

まとめ

この記事では、『「死にたい」「消えたい」と思ったことがあるあなたへ』を紹介しました。

当記事のまとめです。

『「死にたい」「消えたい」と思ったことがあるあなたへ』 まとめ
  • 自分の悩みが言えない場合は、日記やブログなど他の方法で吐き出せばいい
  • 会話が苦手なら、メールや手紙などで相談機関に連絡するのもひとつの手
  • 辛いことばかりで生きてても良いことが無ければ、「死にたい」と思うのは自然なこと
  • 「死にたい気持ち」を抱えながら生きてるだけでも十分すごい。死にたいと思うことで自分を責める理由はどこにもない
  • 世間が「親孝行しよう」「家族を大事にしよう」と言っても、自分が「大事にしたい」と思う家族でなければ、無理して付き合う必要はない
  • 家族に問題がある場合、家族と距離を置くことで、本来の自分らしい生き方ができるようになる
  • 世の中には仕事や勉強など「できれば逃げないほうがいいこと」はあるが、「絶対逃げてはいけないこと」なんてものは存在しない
  • 他人に対して「現実から逃げるな」と言ってくる人は、その人自身が何かを我慢しているから、他の人にも自分と同じ我慢を求める

「世の中に生きづらさを抱えている」

「生きているだけでつらい、しんどいと思うときがある」

そんな方の参考になれば幸いです。

プロフィール
この記事を書いた人
隠居人リョウ

月の生活費5万円以下で暮らすミニマリスト。

セミリタイアの聖地「大分県杵築市」にある、家賃1万円アパートで隠居生活中。

世の中に生きづらさを抱えた人が、少ないモノとお金でラクに生きる方法を発信します。

座右の銘は「隠れて生きよ」。

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