こんにちは、リョウ(@ryou_inkyo)です。
杵築市ってなんであんなに家賃が安いんだろう?何か理由があるのかな?
「杵築市は、なぜあんなに家賃が安いんだろう…?」と悩んでいませんか?
そんな方のために、「大分県杵築市の家賃が安い理由」に関する記事を書きました。
この記事はこんな人におすすめです。
- 杵築市へ移住を考えている人
- 家賃が安い町を探している人
- セミリタイア、Fireを目指している人
この記事を最後まで読めば、「杵築市は、なぜ家賃1万円の物件が多いのか?」が理解できるので、ぜひ参考にしてください。
大分県杵築市の家賃が安い理由について
発端は約40年前の「テクノポリス構想」
約40年前に地方創生プロジェクトと位置付けされ、税制優遇や低利融資などを盛り込んだ「テクノポリス構想」が杵築市で始まりました。
杵築市は当時の日本を代表する大企業
これら大企業の誘致に成功。
大企業の進出による雇用を生み出して、杵築市の経済を活性化させようとしたのです。
キャノンの工場進出を見込み、工場従業員用のアパートが建てられる
アパートの多くは2000年前後に、キャノンの工場進出を見込んで建てられました。
当初は計画通り工場従業員でアパートは満室となり、人口増加により経済が活性化し町全体が潤ったようです。
順風満帆に思えたところ、2008年を境に事態は急展開を迎えることとなります。
2008年「リーマンショック」に襲われ、大規模な派遣切りが行われる
2008年に起こった「リーマンショック」の影響により、「大分キャノン」「大分キャノンマテリアル」の2社は、全従業員12000人の1割に当たる請負・派遣従業員を1200人削減。
派遣従業員達は一方的に解雇を通告され、アパートから退去させられてしまいます。
最盛期は2500人いた派遣従業員も、500人まで落ち込んでしまったとのことです。
派遣従業員用に残されたアパート群
キャノンの派遣従業員が街を去り、残ったのは空室だらけのアパート群。
アパートの需要に対して供給過多となり、家賃の価格競争が始まります。
家賃4万円台だった物件も「家賃1000円・管理費3700円」まで下落。
企業の撤退により、投げ貸し状態となっても空室が残る結果となってしまいました。
まとめ
この記事では「日本一家賃が安い町、大分県杵築市の家賃が安い理由」を紹介しました。
当記事のまとめです。
「なんで杵築市ってこんなに家賃が安いの?」「杵築市の家賃が安いのは、何か理由があるの?」という方の参考になれば幸いです。
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