- ロンドン治験は報酬が高額だけど、実際に参加してみて大変だったことは?
- ロンドン治験に興味があるけど、メリットだけでなくデメリットがあれば教えて欲しい
こんにちは。リョウ(@ryou_inkyo)です。
2023年のロンドン治験に参加しました。
「ロンドン治験は報酬が高額だから参加してみたいけど、海外だし何かあったらどうしよう…」と、不安を感じていませんか?
私も以前は、「高額な報酬は魅力だけど、海外だと何があるか分からないしな…」と、二の足を踏んでいました。
2023年のロンドン治験に実際に参加してみて、日本の治験と比べて良いところ・大変なところが分かりました。
そこで今回は、「ロンドン治験に参加して分かったメリット・デメリット」を紹介します。
この記事を読めば、「ロンドン治験ならではの利点」と「想定されるリスク」が分かるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ロンドン治験について詳しく知りたい方は、こちらのまとめ記事がおすすめです。
ロンドン治験に参加して分かったメリット・デメリット3選
メリット
日本の治験と比べて、治験協力費が高額
ロンドン治験の一番のメリットは、なんといっても治験協力費が高額なことです。
日本国内の治験だと20万円~30万円ほどの案件が多いのですが、ロンドン治験の場合は40万~100万円オーバーのものまであります。
私が今回参加した治験は通院期間を含めて約半年ほどの長期の案件ですが、そのぶん協力費も高額となっています。
ロンドンまで渡航が必要だったり色々と参加条件はありますが、短期で大きく稼ぎたい人にはおすすめです。
ロンドン治験は日本と比べて治験協力費が高額です。
私は治験で生活費を稼ぎながら、ブログなど副業を伸ばして自立できるまでのつなぎとして使っています。
ロンドン治験は休薬期間が3か月で、比較的短い
ロンドン治験は日本と比べて、休薬期間が短いのも大きなメリットと言えます。
休薬期間が短いと治験に参加できる回数が増えるので、より短期間で稼ぎやすくなるからです。
日本国内の治験だと休薬期間は4か月のところが多いのですが、ロンドン治験の場合は3か月と短く設定されています。
休薬期間が短いほうが条件のいい案件を探しやすくなるので、3か月で休薬期間が終わるところはロンドン治験の優れた特徴です。
休薬期間が短いと治験に参加できる回数が増えるので、そのぶん協力費を稼ぎやすくなります。
ロンドンまでの渡航費は全額補償なので、タダでイギリス観光できる
ロンドン治験は仮に事前健診で落ちてしまっても、タダでイギリス観光することができます。
イギリスまでの航空券の費用や現地の宿泊代は、治験の施設が全額補償してくれるからです。
私と同じ宿にいた事前健診で落ちてしまった人は、「1週間、タダでイギリス観光できたと思うことにします」と、笑って言っていました。
治験目的じゃなくてもタダでイギリス観光できるのは、海外旅行が好きな人にとっては大きなメリットです。
日本からロンドンまで往復チケット20万円+事前健診の1週間分の宿泊費がタダになると思えば、治験に落ちても得した気分になりますね。
デメリット
英語が話せないと、日常のコミュニケーションに苦労する
私は英語がほとんど話せないので、日常生活で不便を感じることがあります。
イギリスは英語圏なので、英語が話せないとコミュニケーションをとることができないからです。
特に何かしらのトラブルが発生したとき、言葉が分からないと問題解決に苦労します。
日本語だったら簡単に対応できるのに、英語が話せないとこちらの意図をうまく伝えることができません。
私が実際体験したのは、予約したホテルから存在しない住所を指定されたことです。
とりあえず指定された住所の近くまで行ったのですが、現地の人に聞いても場所が分からず、途方に暮れました。
日本語の文章をGoogle翻訳にかけて、Booking.comからメッセージを送ったら車で迎えにきてくれたので、なんとかチェックインすることができました。
こうした予想外のトラブルが起きたときに、英語が話さないと大変な思いをすることになります。
普通に生活する分には英語が話せなくても大丈夫ですが、なにかトラブルが起きたときに言葉が通じないと苦労します。
事前健診や通院期間に、泊まるところを自分で探すのが大変
個人的に一番大変だと思ったのが、自分で泊まるところを探さなければいけないことです。
事前健診のときは1泊50ポンドまで補償されますが、通院期間中は生活費として1か月1000ポンドまとめて支給されて、その範囲内でやりくりする必要があります。
食費や交通費込みで1000ポンドだと、宿泊費は1泊30ポンド以内に収めないと赤字になってしまいます。
大手宿泊サイトのBooking.comだと、ビジネスホテルは安いところでも50ポンド近くするので、ドミトリーしか選択肢はないです。
日本語対応のコミュニティサイトのMixBや、長期で泊まれる日本人宿なら予算内に収まりますが、タイミング良く部屋が見つかるとも限りません。
私は事前健診のときにお世話になった日本人宿にお願いしようと思っていたら、宿のオーナーが日本に一時帰国するタイミングとかぶってしまい、ドミトリーに泊まるハメになりました。
英語が話せる人ならもっと見つけやすいと思いますが、日本語対応の物件は数少ないので、通院期間中の長期で泊まれる宿探しには苦労することになると思います。
いい部屋が見つからない限り、ドミトリーを転々とすることになります。
自分で予算に収まる宿を探さないといけないのは、一番大変に感じました。
自己都合で途中辞退するとき、帰りの交通費は自己負担となる
自己都合で途中辞退する場合、帰りの交通費は自腹となります。
引用元:リッチモンドファーマコロジー「よくある質問」より
「家庭の事情」や「仕事の都合」などで帰国する場合、自己負担となるので注意です。
私が参加した治験は約半年という長期案件だったので、途中で何度か「日本に帰りたいなぁ」と思うこともありました。
しかし、自己都合だと帰りの交通費が自己負担となってしまうため、それを考えると辞退しずらかったです。
一度参加が決まったら、最後まで確実にやり遂げる必要があります。
「一度治験が始まったら、終わるまでは帰れない」という意識を持って臨みましょう。
まとめ
この記事では、「ロンドン治験に参加して分かったメリット・デメリット」を紹介しました。
当記事のまとめです。
「ロンドン治験は報酬が高額だけど、実際に参加してみて大変だったことは?」
「ロンドン治験に興味はあるけど、メリットだけでなくデメリットも教えて欲しい」
そんな方の参考になれば幸いです。
ロンドン治験について詳しく知りたい方は、こちらのまとめ記事がおすすめです。
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