- ロンドン治験に参加する方法が分からない
- 募集中の治験はどうやって探せばいいの?
- 応募から報酬を受け取るまでの流れが知りたい
この記事は、そんな人のために書いています。
こんにちは、リョウ(@ryou_inkyo)です。
2023年にロンドン治験に初参加しました。
「ロンドン治験に興味があるけど、一体どんなことをするんだろう?」と、悩んでいませんか?
ロンドン治験に関する情報を調べようとしても情報が少ないため、実態が分からず不安に感じますよね。
私は今回ロンドン治験に初参加しましたが、実際に体験したおかげで応募から報酬を受け取るまでの流れを知ることができました。
そこで今回は、「ロンドン治験の応募から報酬受け取りまでの流れ」を紹介します。
この記事を読めば、「ロンドン治験に参加する方法」と「治験参加中にやること」が分かるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ロンドン治験についてもっと詳しく知りたい方は、こちらのまとめ記事がおすすめです。
ロンドン治験に参加する方法。申し込みから参加までの流れ
ロンドン治験に参加するにあたって、申し込みから参加するまでの流れは以下の通りです。
各項目について、それぞれ説明していきます。
まずはボランティア登録
まずは公式ホームページからボランティア登録をしましょう。
治験ボランティア登録フォームを記入して送信するだけで、簡単に登録できます。
ボランティア登録することで、登録したメールアドレスに治験の勧誘メールが届いたり、募集中の治験に応募することができます。
登録は無料でできるので、参加しなくても登録だけしておくのもアリです。
公式HPから募集中の治験に応募する
ボランティア登録が終わったら、どんな治験を募集しているか確認します。
募集中の治験を確認するためには、
- 登録したアドレスに届いた、治験募集のメール
- 公式ホームページ「募集中の治験」からアクセス
上記2つの方法があります。
参加したい治験の協力費・参加条件をみて、問題なければ応募してみましょう。
応募するにあたって、アンケートを記入する必要があります。
自身の既往歴、服用している薬などを正しく入力しましょう。
ロンドン治験は募集が少ない分、高額な案件が多いです。
担当者からメールが届く
治験に応募したら担当者から連絡メールが届きます。
応募アンケートとは別にオンラインフォームに記入が必要です。
内容は応募アンケートと似たような感じで、病気や手術の既往歴やアレルギーの有無などを問われます。
記入漏れや間違いがないように気を付けましょう。
航空券の予約
日付が近くなると、航空券の予約を取るように担当者からメールがきます。
航空券の予約は「Skyscanner(スカイスキャナー)」が、スマホのアプリからでも検索できておすすめです。
「自己乗り継ぎ」と記載があるチケットは、乗り継ぎ先で再チェックインが必要となるので、それがないチケットを選びましょう。
自分が予約しようとしている航空券のスクリーンショットをとって、チケット代金・渡航日程を確認してもらい、担当者からOKをもらってから予約してください。
勝手に予約を取ってしまうとスケジュール調整が必要だったり、補償限度額を超えて実費負担となる可能性があります。
私が応募したときのチケット補償限度額は1000ポンドまで(約18万円)でした。
直行便だと上限を超えてしまうので、経由便になるかと思います。
ホテルの予約
ホテルの予約は航空券の予約が終わってから、担当者の指示に従って進めていきます。
治験担当者からおすすめされた、ホテルの予約サイトは以下の通りです。
1泊あたりの補償限度額が決まっているため、その範囲内に収まる宿を探しましょう。
私が参加したときは、事前健診~入院まで1泊50ポンド補償されました。
航空券同様に、経費を請求するためにホテルの領収書が必要です。
ロンドン市内でも、安いビジネスホテルなら1泊50ポンド以下で泊まれます。
日本出国~乗り継ぎ~ロンドン入国
航空券・ホテルの予約が終わったら、ロンドンに向けて出発です。
海外に慣れていないと、搭乗手続きや乗り継ぎの仕方などで戸惑うことがあります。
予約したフライトに遅れないように、余裕をもって行動するように心掛けましょう。
「〇〇空港 乗り継ぎ」など、経由する空港での乗り継ぎ方法をネットで調べておくと、スムーズに乗り継ぎができます。
ロンドン入国は、自動化ゲート「e-Gates」を使えば対人審査なしで入国できます。
入国できたら地下鉄の券売機で「オイスターカード(交通ICカード)」を作りましょう。
オイスターカードがあれば、バスや電車などキャッシュレスで乗ることができます。
どのバス・電車に乗ればいいか調べるときは「Citymapper(海外版の乗換案内)」がおすすめです。
「オイスターカード+Citymapper+Googleマップ」があれば、ロンドン市内どこでも行けます。
イギリスの公共交通機関はキャッシュレスが主流なので、入国したらオイスターカードは作っておきましょう。
事前健診~仮入院
事前健康診断の日程は、治験担当者からメールで送られてきます。
制約事項をしっかり守って、生活習慣・食生活に気を配り事前健康診断に臨みましょう。
リッチモンドファーマコロジーは、London Bridge駅から徒歩10分ほどの場所にあります。
事前健診に問題なければ、治験施設へ仮入院です。
この段階では参加確定ではなく、最後のふるい分けがあります。
バイタル測定や血液検査などを行い、翌日に参加確定かどうかが決まります。
仮に1泊で帰ることになっても参加協力費がもらえるので、その時は「タダでロンドン観光できた」と思えば得したものです。
最後の検査で落とされても、ロンドンまでの交通費・宿泊費は補償にされるので、金銭的な負担はありません。
治験開始
事前健康診断に問題がなければ、施設に入所して治験開始となります。
治験参加中にやることは、以下の通りです。
治験スタッフのほとんどが外国人なので、英語で話しかけれます。
どうしても相手の言っていることが分からない場合、日本人スタッフを呼んできてくれるので英語が話せなくても大丈夫です。
私は全然英語が話せないのですが、「Yes」「No」「OK」「Thank you」これだけでも何とかなりました。
日本人スタッフは全体の2割程度で、ほとんど外国人です。
私は英語が話せないので、日本人スタッフを呼んで通訳してもらってました。
通院期間~治験終了
病院を退院したら、長い通院期間が始まります。
入院してる間に、通院期間中に滞在する宿泊先を探しておきましょう。
私のおすすめは日本人宿の「北園ハウス」もしくは「ロンドン・アップルハウス」です。
どちらも日本人オーナーなので、英語が話せない人でも安心して利用できます。
通院期間は生活費として1カ月1000ポンド支給されるので、家賃・食費・交通費など含めて1000ポンド以下で収まるようにしましょう。
最後の通院が終わって検査に問題なければ、治験会社から参加完了メールが届きます。
治験完了メールを受け取って経費の申告をすれば、無事治験終了です。
ロンドン治験では、この通院期間中の滞在先を探すのが一番大変でした。
日本帰国~報酬受け取り
長い通院生活も終わり、いよいよ日本に帰国です。
帰りの航空券も行きと同じように、上限額が決まっているため直行便ではなく経由便となると思います。
家に着くまでの交通費は経費となるため、領収書の確保を忘れずに。
治験完了メールが届いてから報酬を受け取るまで、少し時間がかかります。
私のときは報酬が振り込まれるまで、2週間ほどかかりました。
振込予定日から1週間経っても着金がなければ、治験会社に連絡してください。
受け取り口座に報酬が振り込まれているか確認して、何かトラブルがあったら早めに連絡しましょう。
まとめ
この記事では、「ロンドン治験に参加する方法。応募から報酬受け取りまでの流れ」を紹介しました。
当記事のまとめです。
「ロンドン治験に参加するためには、どうすればいいの?」
「応募から報酬を受け取るまでの流れが知りたい」
そんな方の参考になれば幸いです。
ロンドン治験について詳しく知りたい方は、こちらのまとめ記事がおすすめです。
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