- 生きづらい世の中で幸せに生きていくためには、どうすればいいの?
- お金や才能がなくても、幸せになる方法が知りたい
こんにちは、リョウ(@ryou_inkyo)です。
月の生活費5万円以下で幸せに暮らしています。
たった1度きりの人生、誰しも「幸せに生きていきたい」と思いますよね。
幸せに生きていくためには、「やりたいことをやるより、やりたくないことをやらない」ことが重要です。
以前の私は、「やりたいことをやっていれば、いつか幸せになれる」と思って、可能な限りやりたいことをやってきましたが、幸せにはなれませんでした。
それから生き方を改めて、「やりたくないこと」を1つずつ人生から減らしていくうちに、幸せに生きれるようになりました。
そこで今回は、「生きづらい世の中で幸せに生きる秘訣」について解説します。
この記事を読めば、人間が幸せに生きるため必要な要素がわかり、人生の幸福度を上げることができるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
生きづらい世の中で幸せに生きる秘訣
脳科学の視点から考える、人間の3つの幸福
精神科医の樺沢紫苑先生の著書『精神科医が見つけた3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法』によると、私たちが幸せになるためには
- セロトニン的幸福
- オキシトシン的幸福
- ドーパミン的幸福
この3つの幸福を満たすことが重要だと述べています。
3つの幸福には、それぞれ以下のような特徴があります。
「セロトニン的幸福→オキシトシン的幸福→ドーパミン的幸福」この順番で満たしていくのが、幸せになるために必要不可欠となってきます。
私たちが幸せに生きるためには、この3つの幸福をベースに考えるのが大切です。
「やりたくないこと」を減らせば、確実に幸福度は上がる
私は現在、特に「やりたいこと」はないのですが、いままでの人生で1番幸せを感じています。
自分の人生の中にある「やりたくないこと」を、可能な限りなくすことができたからです。
やりたくない仕事をしないことで、セロトニン的幸福(心と身体の健康)を。
価値観が合わない人との付き合いを無くしたことで、オキシトシン的幸福(良好な人間関係)を取り戻すことができました。
セロトニン的幸福とオキシトシン的幸福があれば、「別にやりたいことはないけど、身体は健康だし周囲に嫌な人もいないから幸せだなぁ」と、幸せを感じることができます。
もっとも幸せな運命とは、精神的にも肉体的にも過大な苦痛なき人生を送ることであり、最高に活気ある喜びや最大級の享楽を授かることではない。
哲学者 ショーペンハウアーの言葉
「やりたくないこと」をなくすには、マインドマップを使って言語化するのがおすすめです。
言語化した「やりたくないことリスト」に優先順位をつけて、1つずつなくしていけば確実に幸福度は上がるでしょう。
「やりたくないこと」を人生からなくせば、セロトニン的幸福(心と身体の健康)とオキシトシン的幸福(良好な人間関係)を取り戻すことができます。
「やりたいこと」では幸せになれない理由
私は28歳のときに8年間勤めた会社をやめて、「これからはやりたいことだけをやって生きよう」と思い、「死ぬまでにやりたいことリスト100」を作りました。
バイクで日本一周、アメリカ横断、フィリピン留学…思いつく限り「やりたいこと」をしてきました。
「やりたいこと」をやっているうちは、一時的に幸福を感じていたと思います。
しかし、「やりたいこと」をやり終えた瞬間、それまで感じていた幸福感はすべて消え去っていました。
なぜなら、「やりたいこと」をして得られる幸福はドーパミン的幸福で長続きしないからです。
快楽は常に来るものと思うな。常に去るものと思え。
哲学者 アリストテレスの言葉
ハーバード大学の心理学者タル・ベン・シャハーは、16歳でスカッシュのイスラエル・チャンピオンとなりました。
しかし、長年の夢が叶った幸福感は自宅に帰る頃には消え去っており、その喜びは3時間しか続かなかったそうです。
以上のことから、「やりたいことを達成することで得られる幸福」では、幸せになれないことが分かります。
「やりたいこと」は総じてドーパミン的幸福(何かを得たり、達成する幸福)なので、一時的に幸福度は上がりますが、長続きしません。
「やりたいこと」探しは1番最後でいい
「健康や人間関係が大事なのは分かったけど、やりたいことがない人生なんて退屈じゃないか」そう思われた人もいるかと思います。
美味しいものを食べたり知らない土地を旅行するなど、やりたいことをやるのも人生には必要です。
ですが、前述したとおり「セロトニン的幸福→オキシトシン的幸福→ドーパミン的幸福」この順番を守らなければ幸せにはなれません。
なので、「やりたくないこと」がなくなってから、ゆっくり「やりたいこと」をやっていきましょう。
まずは「やりたくないこと」を人生からなくして、「セロトニン的幸福」と「オキシトシン的幸福」を取り戻す。
「ドーパミン的幸福」である「やりたいこと」をやるのは、1番最後でいいのです。
最大の愚挙は肉欲の充足や一時的な快楽、金儲け、昇進、勉学、名声のために、おのれの健康を犠牲にすること。健康第一、他のことはむしろないがしろにすべきである。
哲学者 ショーペンハウアーの言葉
この順番を守らず「やりたいこと」を先にやってしまうと、かつての私のように「これだけやりたいことをやってきたのに、どうして幸せになれないんだろう…」と、本当の幸福を見失ってしまうことになります。
過去の私は、「やりたいことをたくさんやれば、幸せになれる」と勘違いしていました。
私たちが幸せに生きるために必要なことは「やりたいことをやる」より、「やりたくないことをやらない」ための努力なのです。
まとめ
この記事では、「生きづらい世の中で幸せに生きる秘訣」を紹介しました。
当記事のまとめです。
「生きづらい世の中で幸せに生きていくには、どうすればいいの?」
「お金や才能がなくても、幸せになる方法が知りたい」
そんな方の参考になれば幸いです。
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