こんにちは、リョウ(@ryou_inkyo)です。
毎日の献立を考えるのが大変…もっと楽に食事を用意できないかな?
「毎日のごはん作りをもっと楽にしたい…」と、悩んでいませんか?
そんな方のために、土井善晴さんの著書「一汁一菜でよいという提案」を紹介します。
私は以前、「今日は何作ろうかなぁ…特に食べたいもの無いんだよな…」と、中々献立が決まらず悩んでいましたが、本書を読んでから毎日の献立に悩まなくなりました。
この記事を最後まで読めば、毎日のごはん作りが楽になるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
本書を読むまでの経緯
以前の私は「今日の夕食何にしようかなぁ…カレーは作ったばかりだし、パスタって気分でもないな…」と、献立が決まらずスーパーの中を何十分もうろうろすることがありました。
私が普段の食事に求める要素は3つあって
上記の3つを満たすために、毎日の献立に悩んでいました。
「毎日の食事を、もっと楽にできないものだろうか?」
そんな悩みを解決すべく、本書を手に取りました。
『一汁一菜でよいという提案』 土井善晴
「ハレ」と「ケ」という概念
日本には「ハレ」と「ケ」という概念があり、「ハレ」は特別な状態で「ケ」は日常を指します。
日常の家庭料理は「ケ」の食事なので、手間をかけず簡単に作れるもので済ませてもよい。
逆に「ハレ」の日は特別なので、普段より手間暇かけた豪勢な食事を作るそうです。(お祭りやお祝い事など)
「ハレ」の価値観を「ケ」の食卓に持ち込むと、「毎日ちゃんとした料理を作らないといけない」と献立に悩むことになります。
いつも通りの日常は一汁一菜のような「ケ」の食事で済ませて、誕生日など特別な日は「ハレ」の食事で祝う。
「ハレ」と「ケ」を使い分けて、メリハリをつけることが大事ということですね。
一汁一菜はスタイルである
一汁一菜という言葉だけ聞くと、こんな疑問がわくと思います。
こんな疑問がでてきますが、あくまでも「一汁一菜が基本」というスタイルです。
洋食や中華をおかずにしてもいい。おかずは複数あってもいい。
パンに味噌汁を合わせてもいいし、なんならパスタと味噌汁でも大丈夫。
料理をする時間がなければ、おかずまで作る必要はなくご飯と味噌汁をお代わりすればよい。
形式にこだわらず、自由に変化できるのが「一汁一菜」というスタイルの魅力です。
家庭料理はおいしくなくてもいい
プロの料理の目的は、テクニックでお客を満足させること。
家庭料理の目的は、自分と家族の健康を守ること。
プロの作る料理と家庭料理は全く意味が違ってきます。
家庭料理とは素朴で地味なものであり、中くらい、普通に美味しければ十分だといいます。
レストランで出てくるようなインスタ映えする料理ではなく、簡単に作れてそれなりに美味しいものが、家庭料理の本来あるべき姿というわけです。
本書を読んで変わったこと
毎日の献立に悩まなくなった
一汁一菜という基本があるおかげで、「今日は何を作ろうかな…」と、毎日の献立に悩まなくなりました。
なぜなら、「とりあえずご飯炊いて、具沢山の味噌汁だけ作ればいい」と、すぐに答えがでるからです。
ここ最近は毎日「一汁一菜」で済ませています。
具沢山な味噌汁にすれば、おかずはなくても大丈夫です。
もちろんずっと同じだと飽きてしまうので、時々おかずを作ることもあれば、カレーやパスタを作る日もあります。
「ご飯と具沢山な味噌汁だけあれば普段の食事は十分」と思えば、毎日の献立に悩まなくなるでしょう。
1カ月あたりの食費が減った
一汁一菜を始めてから1カ月あたりの食費が減りました。
食材も調味料も高価なものや無駄なものを買わずに済むからです。
以前の食費は月15000円前後でしたが、今月の食費はおよそ8000円ぐらいでした。
一汁一菜を基本とすれば、食費を大きく節約することができます。
自由に使える時間が増えた
一汁一菜のスタイルにしてから自由に使える時間が増えました。
今までかかっていた「献立に悩む時間」と「料理する時間」が減ったからです。
私はご飯も味噌汁も2日分ぐらいまとめて作るので、料理をする時間の大幅な時短となります。
自由に使える時間が増えたおかげで、以前より読書やブログ執筆にあてる時間を増やすことができました。
まとめ
この記事では、土井善晴さんの著書『一汁一菜でよいという提案』について紹介しました。
当記事のまとめです。
「毎日のごはん作りを楽にしたい」
「もう献立に悩まず食事を用意したい」
そんな方の参考になれば幸いです。
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